甲イカ

甲イカ (炒め、刺身)

「新鮮な海の香りをそのまま食べる」

海底層が岩になっているところ筌(魚具)を設置して4∼5月頃に漁獲する甲イカは、ダイエットにも良い低カロリー食品で、あっさりとした味が特徴。また、タンパク質、カルシウム、カリウム、ビタミンEなど非常に栄養素が豊富に含まれており、刺し身や炒めなど様々な調理法が可能な食品である。

雪ボラの刺身

雪ボラの刺身

「冬の最高の味、扶安雪ボラ」

清浄な扶安の沖にある七山漁場で取れる雪ボラは、初雪が降った後から味が絶頂に達するが、しっかりした肉質とあっさりとした味でグルメズキにはたまらない魚である。扶安郡では毎年雪ボラ祭りが開催され、多くの観光客の五感を満足させている。

コノシロ

コノシロ(焼き魚、刺身)

「噛めば噛むほど香ばしい扶安の秋コノシロ」

骨ごと食べる魚であるコノシロ(鰶)は、「コノシロを焼くにおいに家出した嫁が戻ってくる」ということわざがあるほど秋の味覚として有名で、カルシウム、ビタミン、不飽和脂肪酸などが多量に含まれた栄養満点魚である。しっかりとした肉質で香ばしい味わいがあり、刺し身や焼き魚にして食べると美味しい。

カガミガイ

カガミガイ

「自然産カガミガイの新鮮な味!」

カガミガイは西海岸の中心地である扶安の特産品。朝鮮時代には王に献上された食品で、30以上の栄養素と多量の鉄分が含まれており、女性の貧血や二日酔いの解消に良い。カガミガイは刺し身や蒸し物、焼き物にしても美味しいが、お粥にすると淡白な味わいが倍増しより香ばしくなる。

パジラク・カルグクス

パジラク・カルグクス(アサリきしめん)

「アサリの出汁が効いたすっきりとした味わい!」

鉄分とビタミンB1、B2が含まれていて貧血予防にも良いアサリは、汁物、ナムル、お粥、カルグクス(きしめん)など様々な調理法が可能である。辺山半島の沿岸から採取したぎっしりと身の詰まったアサリをいれたカルグクスを食べて、扶安の厚い人情を感じてみてはいかがだろうか。

コムソ塩辛定食

コムソ塩辛定食

「ペロリと美味しいご飯!美味しく和えた全羅道の人情」

艶やかな扶安米で作った炊きたてのご飯の上に、あっさりとした味のコムソ塩辛を少しのせて食べると、お母さんの懐かしい味を感じることができる。14∼16種類にも及ぶ様々な塩辛の数だけ様々な味を感じることができ、ご飯一杯はペロリと食べてしまう。

コッケジャン

コッケジャン (ワタリガニの漬物)

「口の中でとろける味の元祖、ご飯泥棒!」

カニは脂肪が少なくタンパク質が多く、あっさりとした味わいの消化されやすいのが特徴。また必須アミノ酸が豊富に含まれており、成長期の子供や高齢者にとても良い最高の栄養食品である。清浄な扶安の沖はワタリガニの集産地で有名で、卵がぎっしりと詰まった雌ガニで作ったケジャンは言わずとしれた美味しさがある。

桑の葉を入れたアサリ粥

桑の葉を入れたアサリ粥

「清浄なカイコタウンで育った桑の葉を入れてなめらかでコクのある味わい」

66kmの海岸に面している扶安郡は、古くから清浄海域で生息するアサリが有名である。辺山半島の沿岸で採取されるアサリは、肉質がしっかりとしていて砂抜きの必要がないのが特徴。新鮮な野菜、扶安米とともに、アミノ酸、カルシウム、鉄分などの各種栄養素が豊富な桑の葉を入れて作ったアサリ粥は、栄養価が高くあっさりとした味わいである。

イイダコ

イイダコ

「なめらかであっさりとした味わいが絶品!」

辺山半島で採れたての新鮮なイイダコは、刺し身にして食べても、沸騰したお湯に軽くしゃぶしゃぶにして食べても美味しい。特にイイダコが卵入りする時期である4∼5月には、イイダコ目当てに訪れる観光客が絶えない。今の大変な時期を生き抜くために、タウリン成分が豊富なイイダコを食べて疲れを吹き飛ばしてみてはいかがだろうか?